Thunderbird で複数のカレンダーを管理することができます。メールアカウントのセットアップ中に既存のオンラインカレンダーを自動的に検出できます。または、カレンダーモードや ToDo モードで新しいカレンダーを作成することもできます。
目次
メールアカウントのセットアップ中にオンラインカレンダーに接続する
自動設定で既存のメールアドレスをセットアップした後、Thunderbird がユーザー情報に基づいてリモートのアドレス帳とカレンダーを自動的に検出します。
Google メールアカウントを Thunderbird に追加する場合は、既存の Google カレンダーとアドレス帳を簡単に追加できます (Notes を参照)。
新しい新規 カレンダーを作成する
カレンダータブ (サイドバーではない) から:
- 画面左側のカレンダーリストで右クリック control キーを押しながらクリック します。
- コンテキストメニューから
- または、 > > か > > の順に選択します。
を選択します。
- 次に、カレンダーを "このコンピューターに保存する" か "ネットワークのサーバーに保存する" か選択してください。
このコンピューターに保存する - ローカルカレンダー
を選択すると、作業しているコンピューターでのみそのカレンダーを使用できます。すべてのデータは内部のデータベース (Thunderbird のプロファイル内にあるファイル local.sqlite) に保存されます。
- このコンピューターに保存する を選択し、 をクリックします。
- カレンダー名を入力して色を選択し、 をクリックします。
ネットワークのサーバーに保存する - オンラインカレンダーへの接続
"ネットワークのサーバーに保存する" を選択すると、カレンダーファイルを一般的なウェブサーバー (読み取り専用) や WebDAV、CalDAV サーバー、ローカルのファイルシステムに置いたりネットワークで共有したり、Google カレンダーを使用することもできます。
- ネットワークのサーバーに保存する を選択し、 をクリックします。
- ユーザー名 (Gmail のメールアドレスなど) を入力します。
- 場所 フィールドにカレンダーの URL を入力します。Thunderbird は様々なカレンダーの URL を認識します。
- 該当する場合は、この場所はログイン情報を必要としません を選択します。
- オフラインサポート は既定デフォルト でオンになっているので、オフライン時にもカレンダーを使用できます。
- をクリックします。
次のステップでは、Thunderbird が利用可能なカレンダーの選択肢を表示します。
- ボタンから、各カレンダーのプロパティ (名前や色など) を変更できます。
- 必要なカレンダーにチェックを入れ、 ボタンをクリックしてください。
Google カレンダーへのリンクを検索する
- ブラウザーで Google カレンダーを開き、購読したいカレンダーの名前の横にあるオプションメニュー (3 ドット) をクリックし、
- カレンダーへのリンクを見つけてコピーしてください。
- 予定のアクセス権限 セクションで 共有可能なリンクを取得 をクリックし、リンクをコピーします。
- または、ICS 形式を使用することもできます。カレンダーの統合 セクションで iCal 形式の公開 URL または iCal 形式の非公開 URL の下のリンクを選択してコピーします。
- このリンクを 新しいカレンダー ダイアログボックスの「場所」フィールドに貼り付けます。
iCalendar (ICS)
サードパーティが提供するカレンダーを購読することができます (多くは ICS 形式)。これらのほとんどは常に読み取り専用であり、カレンダーに変更を加えることはできません。この種類のカレンダーの例には、Mozilla の提供する休日カレンダー があります。