キオスクモードとは?
キオスクモードは、ユーザーからキオスクを保護するために Firefox をロックします。これは、特にデバイスが図書館、自動販売機、公共交通機関などで一般にアクセスされる環境向けですが、それだけに限定されません。
法人向け Firefox のキオスクモードの主な特徴は次のとおりです:
- 既定で全画面表示フルスクリーンモードで実行される
- すべてのメニュー、awesome バー、ツールバー、タブが非表示になる
- 画面の一番上にマウスカーソルを置いたとき、X ボタンが使用できない
- F11 キーが動作しない
- 右クリックのコンテキストメニューが機能しない
- 進行状況を表示しようとしたとき、下部のステータスバーが非表示になる
- リンクの上にマウスカーソルを置いたとき、リンク先が非表示になる
- Windows で利用可能
- macOS: キオスクモードは macOS 上で動作しますが、システムメニューを無効にできません。(Apple による制限)
- Linux: キオスクモードは、OS が統一されたメニューを使用しない場合に Linux 上で動作します。
キオスクモードを起動する
Firefox をキオスクモードで実行するには、コマンドラインを使用する必要があります。次のコマンドを実行してください: [install directory]\firefox.exe -kiosk
推奨される構成
キオスクモードの多くの機能は、ブラウザーの起動時にポリシーまたはコマンドラインパラメーターを使用して構成できます。最適なキオスクモードを動作させるには、システム管理者に Firefox を次のように構成することをおすすめします:
- ポリシーの構成
- ポリシーを使用して、ホームページと同様にアクセス可能なドメインを設定します。
- コマンドライン引数
- コマンドラインから -kiosk -private-window [target URL] 引数を指定して Firefox を起動します。これにより、Firefox がプライベートウィンドウウインドウ で起動され、キャッシュ、ユーザー履歴、セッション間のフォームデータが削除され、定義済みの URL が指定されます。
特記事項
Firefox が提供するキオスクモードは、ブラウザーに読み込まれるコンテンツがキオスクの所有者によって厳密に制限され、キーボードなしかキーボードアクセスが制限されている (特に Ctrl と Alt) キオスクを対象とした非常に基本的なモードです。この設定でコンテンツがユーザーを驚かせたり混乱させたり、ブラウザーの UI が壊されたりしないようにするのは、キオスクの所有者次第です。