設定していないのにマスターパスワードを求められる

(『Master password requested but not set Redirect 1』からリダイレクトしました)

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Thunderbird 3.0 へのアップグレード後、Thunderbird 2.0 では設定していないマスターパスワードの入力を求められることがあります: ソフトウェアセキュリティデバイスのマスターパスワードを入力してください。

この問題によって、次の症状が表れます:

  • 保存されているパスワードのダイアログが開けない
  • 新しいマスターパスワードを設定できない
  • マスターパスワードの変更 ダイアログで保存と閉じることができない

これは、SeaMonkey と Thunderbird に共通の、パスワードマネージャモジュールのバグです。この問題は、すべてのユーザに起こるものではありません (bug # 506638 でこのバグの追跡が行われています)。


回避策

このバグの回避には 2 通りの方法があります。

エラーコンソールからリセットする

  1. Thunderbird メニューの ツール | エラーコンソール を選択します。
  2. 次の内容をエラーコンソールの コード: 欄にコピー&ペーストし、コードを評価 ボタンをクリックしてください。
    openDialog("chrome://pippki/content/resetpassword.xul")
  3. マスターパスワードのリセット ダイアログが現れます。注意書きを読み、リセット をクリックしてください。

key3.db ファイルを削除する

  1. Thunderbird を閉じます。
  2. key3.db を削除します。このファイルは、Thunderbird のプロファイルフォルダにあります:
    • Windows 7: C:\Users\<user_name>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\<profile_name>\
    • Mac OS X: ~/Library/Application Support/Thunderbird/Profiles/<profile_name>/
    • Linux: ~/.thunderbird/<profile_name>/

key3.db ファイルを見つけるために、あなたのシステム上のファイルシステムを検索する必要があるかもしれません。使用している Thunderbird のプロファイルフォルダ 内のものだけを削除してください。

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