マスターパスワードは何を保護しますか?
Thunderbird は、アカウントごとにパスワードを保存できるため、新着メッセージの確認時に再度パスワードを入力する必要はありません。これらのパスワードは、表示したり必要なくなったものを削除したりできます。
共用のコンピューターをご使用の場合、保存されたパスワードを他の人に知られたくないでしょう。マスターパスワード機能を利用すると、Thunderbird に記憶させたパスワードを表示したり使用したりする時にマスターパスワードの入力を必要とすることができます。マスターパスワードを設定した場合、セッションごとに 1 回パスワードを入力する必要があります。
マスターパスワードを設定する
既定では、保存されたパスワードを保護するためのマスターパスワードを使用しません。マスターパスワードを設定する方法は:
- メニューバー内の メニューメニューボタン をクリックし、 を選択します。
- パネルを選択します。
- パスワード セクションに行きます。
- マスターパスワードを使用する にチェックを入れてください。
- マスターパスワードの変更ダイアログが表示されます。マスターパスワードを入力すると、品質レベルメーターにパスワードの推測しにくさが示されます。以下に、よいパスワードを作成するためのヒントを紹介します:
- 大文字を少なくとも 1 文字含めてください。
- 数字を 1 文字以上含めてください。
- アルファベットや数字以外の文字を少なくとも 1 文字含めてください。例: @ # $ % ^ & * ( )
- あなただけ が保存したパスワードを見ることができるようにするために、自分が覚えやすく、他人が推測しにくいマスターパスワードを作成してください。
- 確認のため、パスワードは同じものを 2 回入力する必要があります。
- マスターパスワードを設定するには、 ボタンをクリックします。
これで、マスターパスワードが設定されました。セッションごとに、最初にパスワードを表示または使用する必要がある時にマスターパスワードの入力を求められます。
マスターパスワードを変更する
- メニューバー内の メニューメニューボタン をクリックし、 を選択します。
- パネルを選択します。
- パスワード セクションに行きます。
- ボタンをクリックしてください。
- パスワードを変更する権限があることを確認するため、現在のマスターパスワードを入力してください。
- 新しいパスワードを 2 回入力してください。
- ボタンをクリックします。
マスターパスワードを削除する
上記の マスターパスワード変更 の手順で、新しいパスワードの欄を両方とも空欄のままにすることでマスターパスワードが削除されます。
パスワードを忘れた場合にリセットする
マスターパスワードを忘れてしまった場合は、リセットすることができます。
- アプリケーションメニューボタン またはメインメニューから開始して、 メニューの から を選択してください。
- 以下のテキストをコンソールに貼り付けてください。ご使用の Thunderbird のバージョンによって異なります。
- バージョン 78 より前の場合は、次のテキストをコピー&ペーストします:
openDialog("chrome://pippki/content/resetpassword.xul")
- バージョン 78 以降の場合は、次のテキストをコピー&ペーストします:
openDialog("chrome://pippki/content/resetpassword.xhtml")
- バージョン 78 より前の場合は、次のテキストをコピー&ペーストします:
- ボタンをクリックします。キーボードの Return キーまたは Enter キーを押します。
- マスターパスワード削除の確認のダイアログで、
ボタンをクリックします。